異業種交流会メンバー様のためのAI活用学習20時間コース
【第1部:導入と日常業務の効率化】(6時間)
1. オリエンテーション & AIマインドセット (2時間)
- 講義: なぜ今、AIなのか? 40代・50代がAIを「部下」として使いこなす時代
- 「AIに仕事を奪われる」ではなく「AIを使う側」になる思考法
- 今回学ぶ6つのAIツールの全体像と関係性(地図)
- 演習: 「自社の課題洗い出し」ワークショップ
- 「時間がかかっている業務」「人手が足りない業務」「やりたいが手付かずの業務」を書き出す。
2. 日常業務の「最強秘書」 – Gemini (4時間)
- 講義: Geminiで日常業務の8割を高速化する
- (1時間目)基本の「壁打ち」:企画のアイデア出し、メール文面作成、文章要約
- (2時間目)Google Workspace連携①:Gmailでの活用(返信案、下書き作成)
- (3時間目)Google Workspace連携②:Googleドキュメント・スプレッドシートでの活用(議事録整理、簡単なデータ分析)
- 演習: (4時間目)「自社の課題」をGeminiに相談してみる
- 例:「(自社の)新サービスのキャッチコピーを10個考えて」「取引先への価格改定の丁寧なメール文面を作って」
【第2部:マーケティングとコンテンツ制作】(8時間)
3. 「素人でもプロ並み」のデザイン – Canva (4時間)
- 講義: なぜCanvaが最強なのか? AIによるデザイン革命
- (1時間目)基本操作とAI機能「Magic Design(マジックデザイン)」
- (2時間目)AI画像生成、AIでの文字入れ、不要なモノを消す「マジック編集」
- 演習: (3〜4時間目)自社の「チラシ」または「SNS投稿画像」を作ってみる
- 「異業種交流会で配る自社紹介資料(A4一枚)」をCanva AIで作る。
4. 「1分で動画が作れる」衝撃 – Veo (4時間)
- 講義: 動画マーケティングの常識が変わる
- (1時間目)Veo(および類似の動画生成AI)の基本と実例紹介
- (2時間目)動画生成のコツ:「何を」「どのように」指示するか
- 演習: (3〜4時間目)自社の商品・サービス紹介のショート動画(30秒)の「絵コンテ(指示書)」を作成し、実際に生成してみる。
- ※Veoが一般利用可能かどうかに依存するため、Soraや他のツールでの代替も視野
【第3部:社内ナレッジと未来】(6時間)
5. 「自社専用の参謀」を作る – NotebookLM (4時間)
- 講義: 社内の情報をすべて「学習」させる
- (1時間目)NotebookLMの概念:なぜ「社内のこと」に答えられるのか?
- (2時間目)何を学習させるか?:社内マニュアル、過去の議事録、競合他社のWebサイト情報
- 演習: (3〜4時間目)
- 例:自社の「就業規則」や「商品パンフレット」を読み込ませ、「新入社員向けのQ&A」を作らせる。
- 例:競合3社のWebサイト情報を読み込ませ、「自社との違い」を分析させる。
6. 「未来のAI」と「自社専用AI」 (2時間)
- 講義: AI StudioとMANUS(およびAIの未来)
- AI Studio: 「これは開発者向けツールです」と前置きした上で、「AIを自社システムに組み込むとはどういうことか」を解説。
- 例:自社HPのチャットボットを賢くする、社内システムと連携する
- 目的:受講者が「エンジニアに正しく発注できる」知識を得ること。
- MANUS (※) について: AIの最先端動向として、エージェントAI(自律型AI)や、その他の注目すべきAI(音声、3Dなど)の最新トレンドを紹介。
- AI Studio: 「これは開発者向けツールです」と前置きした上で、「AIを自社システムに組み込むとはどういうことか」を解説。
- 演習: 質疑応答とディスカッション
※「AI Studio」と「MANUS」についての補足
この2つは、他の4つと比べて対象者(40〜50代のビジネス層)には難易度が高い可能性があります。
- AI Studio (Google AI Studio )
- これは「開発者向け」のツールです。
- この講座では、「使い方を覚える」のではなく、「こういうことができるので、外注先にこう頼めばいい」という「発注者・経営者目線」での解説に振り切るのが良いでしょう。
- MANUS:AIの最新トレンドと未来予測
【最終回:総まとめワークショップ】(2時間 ※上記18時間+2時間)
7. 「自社AI導入」アクションプラン作成 (2時間)
- 講義: AI導入の注意点(セキュリティ、著作権、個人情報)
- 最終演習:
- 「私の会社では、明日から『〇〇(ツール名)』を『〇〇(業務)』にこう使う!」
- 20時間で学んだことを元に、自社に持ち帰るための「導入計画書(A4一枚)」を作成し、グループで発表・共有する。










